TOKOSHIEブログに
ご訪問いただきありがとうございます。
今回は、前回に引き続き、
整理収納アドバイザーが
洋服の整理についてお伝えする第9弾です。
とうとう念願のクローゼット整理を終えた後、
リバウンドせずにキープするには
どうしたらいいのか。
というお話をしたいと思っております。
洋服の適正量を考える
「どれくらいの洋服があればいいですか」
「何着まで置いておいていいですか」
お客様から質問をいただくことがあります。
結論からお話すると、
残念ながら、
全部で何着が適正量なのかの正解はありません。
適正量は人それぞれです。
毎日スーツや制服を着るなら、
私服は休日しか着ないので
少なくて大丈夫でしょう。
毎日庭仕事で汚れてしまうから、
もしくは
毎日ウォーキングをして汗をかくから、
日中にも着替えるというのならば、
その分の洋服も必要でしょう。
また、家族が多くて毎日洗濯するのか、
ひとり暮らしで洗濯は週2回なのか
そんなことでも必要量は変わってきます。
正解は、あなたが見つけてみてください。
そのヒントとなるのが、
こちらでご紹介した方法です。
左に集まって、
稼働しているグループと
右に集まって、
動きがないグループに分かれていれば、
左にあるグループの数に予備数枚と
あなたに必要な特別な時用
(例えば礼服やスーツ)
などの洋服を合わせた数が
適正量となるのかもしれません。
もしくは、
稼働している洋服ばかりだけれど、
それぞれを着る回数が少ないので
もう少し適正量は少なくても良いのでは
と、感じるかもしれません。
急いで結論を出す必要はありません。
日々、クローゼットと向き合っていると、
だんだんと自身の適正量が見えてくるはずです。
生活をしながら、
じっくり答えを探しましょう。
決して一気に数を減らそうとしないでください。
慣れないうちに
1度に減らそうとすると、
必要なものまで手放してしまう危険があります。
それは、その後に
リバウンドを招く恐れがあります。
また、
手放しでスッキリすることがわかると、
それが快感になってしまい、
手放すことが
目的になってしまうことがあります。
手放すことが目的ではありません。
適正量を見つけることが大切です。
このことは、
絶対に忘れずにいてください。
第1ステップ ~1in2outの法則~
適正量がわかったら、
実際の洋服の数を
その適正量に合わせていきましょう。
もし、まだ多いと感じたのならば、
自身で導き出した適正量に近づけます。
さて、
手放すことばかりお話してきましたが、
長期戦で挑んでいるクローゼット整理ですから、
きっと、購入して増えた洋服もあるはずです。
私自身も、
洋服と向き合って過ごしていた2年間に、
買い足した洋服もありました。
じっくり手持ちの洋服と向き合うことで、
余分な部分も見えてくると同時に
自分の好みや
アイテムごとの必要枚数も見えてきます。
そのため、足りないと感じたアイテムを
買い揃えました。
そうすると、
必然的にクローゼット内の
洋服の絶対量は増加します。
その場合は、
1つ増やしたら2つ、
もしくはそれ以上を手放します。
1in2out
と呼ばれる手法です。
この法則を守れば、
クローゼットが再び溢れかえることはありません。
傷んだりして
必要が無くなった洋服を手放し、
必要な洋服を迎え入れる。
その時に、
迎え入れる洋服より
手放す洋服の方が多いことによって、
自身で導き出した適正量にも近づけていけます。
繰り返しになりますが、
決して焦らないでください。
モノと向き合うことに
慣れてくればくるほど
手放しは上達します。
ゴールは間近です。
楽しみながら
すすめましょう。
これであなたは、クローゼット収納の達人! ~1in1outの法則~
適正量到達
おめでとうございます!
ここまで来られたあなたは
クローゼット収納の免許皆伝、
クローゼット収納達人です!
さて、
今後はどうすれば、
リバウンドしないで過ごせるでしょうか。
1着購入したら
1着手放す。
これを繰り返すだけです。
1in1out
この法則を守っていきましょう。
あまりにも厳格にしすぎると、
疲れてリバウンドしかねません。
楽しく適正量をキープしていけるように
時には、多少の増加は
自分に許してあげるのも
いいかもしれません。
自分を苦しめるために
洋服を手放すのではありません。
また、
前述のように、
手放すことが目的ではありません。
心地よく生活するために
クローゼットを整える
これを念頭に、
楽しんで洋服整理をしてみてください。
もし、
ひとりでは不安だ、自信がないという場合は、
オンラインもしくはご自宅にて
お手伝いさせていただきます。
お問い合わせよりご依頼ください。
(ご依頼は、女性限定となります。
ご了承ください。)
さて、いかがでしたか。
今回は、
整ったクローゼット収納を
リバウンドさせない方法についてのお話でした。
今回のシリーズは、
クロゼットに特化した
整理収納方法をお伝えしました。
この方法は、一例です。
例えば、
引き出し収納の方が
使いやすい場合もあると思います。
他には、
オープン棚が使いやすい場合もあると思います。
しかし、
どんな手法を用いたとしても、
整理をする過程での
気持ちの持ち方は
共通するのでないでしょうか。
それは、
最後にお伝えした、
「心地よく生活するために
クローゼットを整える」
ということです。
クロゼットに限らず、
部屋が整うと
心も整うと、
聞かれたことはありませんか。
ぜひ、
この心地よさを
体感していただきたいと思います。
さて、
次回は、
実際のビフォーアフターの実例を
お伝えしたいと思います。
お楽しみに。
ここまでお読みいただき
ありがとうございました。
それでは、今日もお元気にお過ごしください。
《シリーズ》
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