【演出・実践編】見えないインテリア【インテリアコーディネーター】

TOKOSHIEブログに

ご訪問ありがとうございます。

 

さて、本日は、

前回の【見えないインテリア】の続きとなります。

今回は、いよいよ香りの演出【実践編】についてです。

よろしければ最後までお付き合いください。

香りそのものよりも大切なのは何??

結論からお伝えいたしますね。

香りの演出をするにあたって、

香りそのものよりも大切なのは

「香らせ方」です。

 

香りの好みは千差万別。

特にご自宅で香りを楽しむのであれば

万人に受ける必要もないですよね。

ご自分の好きな香り、

最高にリラックスできる香り、

逆にポジティブで活動的な気分になれる香り、

そんな香りが一番だと思います。

 

そして、その香りそのものよりも、

香らせ方が、家の中では大切なんです。

香りの演出、その場所はたった2か所だけ

スタートとゴール、

この2か所だけ香らせましょう。

 

スタートとは玄関のことです。

ドアを開けた瞬間に香りが漂う、

住んでいる人にはホッとするような安心感がありますよね。

そして、良い香りでお出迎えできれば

お客様にも好印象を与えます。

玄関は家の顔、

すなわち住んでいる人と

その暮らしを想像させる重要な場所です。

そしてゴールとは寝室のことです。

自分らしい素敵な香りとともに眠ること。

そしてその香りとともに目覚めること。

なんだかとてもリッチな気分になりませんか?

まさに自分のためだけの贅沢な香りです。

リビングルームに香りは必要??

リビングにいる時間が

一番長いという方が多いですよね。

お客様の対応にも

リビングを使いことが多いのではないでしょうか。

 

そうした理由から、

リビングに香りを漂わせたいという方も多いでしょう。

しかし、リビングはダイニングやキッチンと

つながっている間取りが一般的なため、

常に香りがあるのは、too muchな気もします。

 

また、香りは人について移動するので、

スタートの玄関とゴールの寝室の途中に

香りを置くと、香りが混ざってしまうことも。

 

もし、リビングに香りが欲しいという時は、

例えば、ディフューザーなどで

香りを一時的に楽しむというのは

いかがでしょうか。

 

香りは途切れることで際立つ

香りはすぐに慣れて気づかなくなるものです。

気づかぬうちに、もっともっとと、

強く香らせたくなってしまう。

いわゆる【香害】になってしまう危険もあるのです。

 

玄関と寝室のみ香りを漂わせ、

あえてリビングには香りを置かない。

そうすることでいったん香りが途切れ、

再び玄関、寝室に入った時に

控えめな香りが効果的に漂います。

 

玄関と寝室は直接行き来する場所ではないので

香りが混ざってしまう心配もあまりありません。

 

スタートの玄関とゴールの寝室、

この2か所に絞って

香りを楽しんでみてはいかかでしょうか。

 

 

いかがでしたか?

大切なのは、香りよりも香らせ方というお話でした。

お好きな香りを演出して

皆さまの日常がドラマティックになりますように。

 

 

次回は、

整理収納アドバイザーが

百戦錬磨のリノベーションのプロである建築士に

インタビューする形式で

「リノベーションと収納」についてお伝えします。

お楽しみに。

 

それでは今日も元気にお過ごしください。

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