TOKOSHIEブログに
ご訪問いただきありがとうございます。
今回は、
整理収納アドバイザーが
対面式システムキッチンの
リフォームにおける
背面収納の考え方について
お伝えいたします。
どうぞ最後まで
お付き合いください。
吊戸棚について、歳を取ってからのことを考える
生活を積み重ねることによって
そして、
家族が増えていくことによって
家の中のモノが増えることは
たとえ気を付けていたとしても
ある程度は仕方のないことです。
リフォームする時に、
収納量を増やしたいと
考えることも
とても自然なことです。
ここで、大切なことは、
ただただ色々なところに
闇雲に収納を
できる限り作っていくということが
未来の心地よい生活に繋がるのかと
一旦立ち止まって
冷静に考えてみることです。
システムキッチンリフォームでは、
対面キッチンの
吊戸棚を無くしたプランを
選ぶ方が増えています。
ダイニングとつながりができて、
解放感もあり、
部屋も広々と見えるなど
とても人気があります。
壁面のキャビネットについては
吊戸棚を付ける方の方が
断然多いように思います。
しかし、
吊戸棚の収納というのは、
最上部は2mを超える高さになるので、
なかなか使い勝手が悪いと感じる方も
多いのではないでしょうか。
私は150cm台前半の身長なので、
以前の吊戸棚は
椅子に乗って出し入れしていました。
若ければ、
苦にならない動作なのかもしれませんが、
人間誰しも歳を取ります。
将来、同じ動作を日常的にするには
苦になる、、、それ以前に、
非常に危険だと常日頃から感じていました。
しかし、
吊戸棚を全撤去するには
収納量が少なくなりすぎて困るという
ジレンマがありました。
リフォームする時に選んだ吊戸棚はコレ
私自身がキッチンリフォームをする時に、
使いやすい吊戸棚をどうするか
考えたのですが、
結局、吊戸棚の下半分しか
頻繁には出し入れしていないなら、
上部は無くて問題ないなという
至極簡単な結論に至りました。
230cmの天井高で、
上部20cm開けました。
当初は、
高さ70cmの吊戸棚を付ける予定でしたが、
高さ50cmのものに変更しました。
もちろん予算も減額されました。
その差額で、
吊戸棚の上部に
間接照明を付けることにしました。
実際の写真がこちらになります。
ちなみに、
吊戸棚の下部にも
間接照明を付けることを考えたのですが、
カウンターには、
オーブンレンジなどの家電を並べるので、
逆に生活感が増幅してしまうと思い止めました。
収納は大切です。
キッチンでの動作を考えると、
無理なく手の届く範囲であれば、
歩数を少なく出し入れできる位置にある
吊戸棚の収納は
大変有効なものになります。
収納は減るけれど、
使いにくいならば、
思い切って上段部は無くすという選択も
考えてみてはいかがでしょうか。
空間に抜けが出て、
広く感じるというメリットもあります。
いかがでしたか。
今回は、
キッチンリフォームにおける、
背面収納について
考えてみました。
ご参考になれば幸いです。
最後まで、
お読みいただきありがとうございました。
それでは、
今日もお元気にお過ごしください。
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