人から贈り物を頂く。
生きていれば
誰しも何度も
経験していることでは
ないでしょうか。
心のこもった贈り物ですから、
もしも、
自分の好みに合わなかった場合、
または、
必要なくなった場合、
そんな時にも、
なかなか手放すことは
難しいと感じるかもしれません。
そんな風に感じるあなたは、
とても優しい心の持ち主です。
そんな優しいあなただからこそ、
どうしようと
モヤモヤして
悩んでしまうんですよね。
表題の
「これ、どうぞ」
「ありがとうございます」
で完結している
とは、
いったいどういうことでしょうか。
贈り物というのは、
気持ちがこもっているものですよね。
贈り主が贈る相手のことを思って
プレゼントを用意し贈る。
そして、
贈られた側は、
贈り主の気持ちを
有難く受け取って、
その気持ちに感謝します。
この気持ちのやり取りは、
贈り物が
手から手へと渡った時に
完結しています。
そして、
その頂いたモノは、
すでにあなたの
所有物となりました。
そうです。
贈る・贈られる
という気持ちのやり取りは
すでに終えているのです。
気持ちのやり取りを
完結しているので、
もしも、
今のあなたにとって
必要ないモノであれば、
手放しても大丈夫です。
失礼でしょうか？
モヤモヤ嫌な気分になるモノを
嫌だな嫌だなと思い続けながら
手元に置いておくことも
正直、似たり寄ったりでは
ないでしょうか。
本当に手元に
置いておきたいものであれば
そもそも
迷うことはありません。
あなたにとって、
モヤモヤの元となるのであれば、
リサイクルさせて、
必要とする人に渡すことも
考えてみてはいかがでしょうか。
私自身の経験をご紹介します。
結婚式の引き出物で、
縦に細長いガラスの中に
液体が入っている
温度計を頂いたことがあります。
青や赤など、
ビビットなカラーの雑貨でした。
素敵な雑貨なのですが、
我が家のインテリアと
ビビットな色使いが
どうしても合わなくて…
テレビ台に置いてみたり、
玄関のニッチに置いてみたり、
色々試しつつ
何年も経っていました。
見る度に
モヤモヤしていましたが、
せっかく頂いたものだからと
手放せませんでした。
しかし、
整理収納の理論を学んで、
前述の
贈り物の気持ちのやり取りを知り、
納得しました。
そして、
リサイクルショップに
持っていきました。
このモヤモヤを
経験していた時期から、
私自身は、
人に贈り物をする時には
親しい間柄であれば、
何が欲しいか聞く、
そうでなければ、
食べたり使ったりしたら
無くなるモノを
贈るようにしていました。
このことから、
この温度計は、
有難いけれど
持て余していたのだなと、
今更ながら思います。
いかがでしたか。
今回は、
人からの贈り物を
手放せないあなたへ向けて
お伝えしました。
本当は手放したいけれど
相手のことを思って
手放せない。
そんな思いから
一歩踏み出せそうですか？
ご参考になれば幸いです。
最後まで、
お読みいただきありがとうございました。
それでは、
今日もお元気にお過ごしください。
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