【老前整理】40代で終えて感じた思いとは【整理収納アドバイザー】

TOKOSHIEブログに

ご訪問いただきありがとうございます。

 

今回は、

整理収納アドバイザーが

老前整理について

自身の経験から

感じたことを

お伝えいたします。

 

どうぞ最後まで

お付き合いください。

老前整理とは

老前整理

耳にしたことは

ありますか。

 

似た言葉では、

生前整理

というものがありますね。

 

どういった違いが

あるのでしょうか。

 

生前整理は、

自分の死後に

残された家族が

相続や遺品整理で

苦労しないように、

あらかじめ財産や

身の回りのモノなどを

整理しておくことを指します。

 

一方、

老前整理は、

自分の老いて

体力気力が減退する前に

自身が快適に生活するために

身の回りを整理することを指します。

大きな違いは、

生前整理は、

残された家族のために。

 

老前整理は、

自分自身のために。

 

とはいえ、

老前整理は、

生前整理に繋がります。

 

まずは、

老前整理からはじめて、

整理できたら、

生前整理に

進むのが良いのではないでしょうか。

老前整理 事始め

私事ではありますが、

アラフォーの年代で

老前整理を

ほぼ完了しました。

 

家中の整理整頓を

終えた後、

老前整理として

自身の思い出の品などについて

対峙することにしました。

 

若い頃のプリクラ

大量の写真

大学時代の書物

料理本

趣味の教本

子どもの産着や

ファーストシューズ

卒業証書や

卒業アルバム

実家から送られてきていた

子どもの頃の重いアルバム数冊

手紙類

何となく

思い出のモノだからと

無条件に残してきたモノたちです。

 

結論から申し上げますと

9割処分しました。

 

処分の基準は、

 

死ぬまでに

何度手に取るだろうか。

 

収納の邪魔になっていないか。

 

私だけの思い出であって

残された家族は

捨てにくいのではないか。

 

死んだ後に

色々な人の目に

触れられたくないな。

というものです。

 

生前整理の要素も

入っていますね。

 

収納を占拠していた

これらの品々ですが、

結局のところ、

日常では

ほぼ日の目を見ることなく

保管されていただけでした。

 

若いうちは、

まだいいのですが、

今後、

荷物の整理をするにも

体力的に大変になるのは

目に見えています。

また、

いつ何があるかもしれないと

思い始める年齢にもなり、

今のうちに、

「今」必要ないものは

処分してしまおうと

決断しました。

デジタル保存を活用する

ただ、

どんどん処分したわけでは

ありません。

 

幼少期の大量のアルバムは、

その中から残すものを抜きとり、

ジッパーバッグに入れました。

 

ダンボールの中で

嵩張っていたアルバムが

手のひらに収まるサイズになりました。

 

実物は手放すけれど、

違う形で残すことにした

モノもあります。

 

例えば、

卒業アルバム。

卒業アルバムを処分したと

友人に話すと、

びっくりされることも多いです。

 

しかし、

私にとっては、

幼稚園から大学まで、

重くて大きい

卒業アルバムは、

正直とても邪魔だなと

感じていました。

 

そこで、

自分や友人など、

残しておきたいページを

何枚か写真に撮って

残しました。

それを、

クラウド保存しているので、

スマホを触れば、

見たい時に見られます。

 

…とはいえ、

そんな頻繁に

見ることもないですが。

 

このように、

残しておきたい思い出

気持ちがぶれそうになった時は、

前述した4つの基準を思い出し、

整理を進めました。

寝かせて考える方法はここでも有効

やはり、

思い出の品々ですから、

すぐには処分できませんでした。

 

そこで、

クローゼット整理の時に

お伝えした方法を使いました。

7【洋服整理迷子】第1歩コツ!手放し躊躇する時には○○すると決断できる!【整理収納アドバイザー】

こちらでお伝えした、

袋に入れて、

しばらく寝かせる。

という方法です。

1週間ではなく、

1か月寝かせました。

 

しかし、

その間、

袋を開けて

もう一度見てみたい

ということはありませんでした。

 

ですので、

処分しようと決断できました。

老前整理を終えて思うこと

私自身の場合、

モノは元々少ないこともあり、

老前整理でありつつ、

死後に家族に

迷惑をかけないようにという、

生前整理の意味も

半分ある整理となりました。

 

もちろん、

今現在の生活に

必要のないモノばかりだったので

生活に困ることもありません。

 

しかし、

一抹の寂しさも正直ありました。

 

それでも、やはり

死ぬまでに

おそらく数度しか

目に触れないであろうモノたちを

収納の奥に山積みしておくのは

違うと感じましたので、

無事に終えてホッとしました。

 

老前整理を

やって良かったと思っています。

 

 

全てを整理することが

正しいわけではありません。

 

老後の生活を

快適に過ごすための整理が

老前整理です。

 

部屋にモノが多いと、

年老いたら

それらのモノに躓いて危ない

という心配もあります。

そうは言っても、

残しておきたいものも当然あると思います。

その場合は、

例えば、1つ箱を用意します。

その中に入る分だけ残すと決める。

 

そうすることで、

どんどんモノが増えていくことを防げます。

 

ご自身の生活を

快適にする

老前整理

少しずつ少しずつ

取り組んでみては

いかがでしょうか。

 

 

今回は、

老前整理について

整理収納アドバイザーが

自身の経験から

意義や感じたことを

お伝えしました。

 

ご参考になれば幸いです。

 

最後まで、

お読みいただきありがとうございました。

 

それでは、

今日もお元気にお過ごしください。

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